ソロツーリング日記 |
四国(四万十川)
2009年5月2〜4日
1日目 556Km | 2日目 323Km |
3日目 534Km | |
高速道路料金が安くなったので、これはチャンスと思い 渋滞覚悟で敢行。といっても1000円で行ける訳ではなく 地方(1000円)+大阪(1200円)+本四(1000円)と 片道3200円でしたが、通常よりはかなりお徳でした。 渋滞の方はと言いますと、こちらは予想通りでした。 先ず高速道路に入ってすぐに三重川越〜四日市:15Km これはまだまだ序の口でした。 |
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渋滞の本番は京都・大阪・兵庫へかけての瀬田東〜西宮:70Km、行けども行けども渋滞。 バイクの特権で車の横をすり抜け前へ進むも、時間的には多少早く行けますが、その分 ものすごく神経を使い、その疲労度たるや車の運転の倍以上ではないでしょうか。 延々続いた渋滞をやっと抜け山陽道へ入ると一気に交通量が減り、よ〜しここから遅れを 取り戻すぞ〜と思いきや、トンネルというトンネルで全て数Km手前から渋滞。参った。 写真は瀬戸中央道の与島パーキングエリアから見た四国方面の瀬戸大橋。ここまで来れば もう渋滞も無い。と言うか、瀬戸大橋はもう少し交通量が多いと思ったのですが意外に少なく ちょっと拍子抜け。これはうれしい誤算だったのですが、もう既に予定よりちょっと遅れ気味 だった為、先を急ぐことに。いよいよ生まれて始めて四国の地に足を踏み入れます。 |
四国に入り高速道路を降り、吉野川沿いに進みます。 本日ここまでで高速道路450Km、内渋滞区間(多分) 100Km以上。今までは車でもこんなに長く高速道路を 走った事は無かったので、さすがに少々お疲れモード。 バイクで走るにはやっぱり一般道で信号や交通量の 少ない道がいいですね。そういう意味ではこの吉野川 沿いはいいコースで、高速道路での疲れが癒される感 じで、大歩危・小歩危を抜け気分よく高知を目指します。 |
左の写真は桂浜にある、かの有名な坂本竜馬の銅像。 シルエットを見ただけでも偉大さを感じます。って言うか たどり着く時間が遅くなってしまったのでこんな写真に なってしまいました(泣)。本日の予定はここまで。 今日の宿はホテルロスイン高知。高知駅のすぐ前です。 夕食は、はりまや橋近くの居酒屋で、かつをのタタキや シメサバなどをつまみながら冷た〜いビールと焼酎で 高知ツーリング1日目を締めくくりました。 |
2日目。今回のツーリングのメイン、四万十川へ。 ここでハプニング(大ぼけ)発生。県道41→県道19の 四万十川上流を走る予定が、県道41の単なる峠越えを してしまいました。どこまで行っても川らしいものが見えて こないのでおかしいとは思いつつもナビ通りに走って後で 地図を確認したら出発前に入力しておいた本もとのナビ の設定が間違えていました。ナビは正確でもそれを使う 人間がおバカだと何ともなりません(泣)。 |
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それでも一番のメインR381は快適に走れたので良しとしましょう。写真は途中でいくつか 見かけた沈下橋の一つ。少し歩いてみましたが、橋の端を歩くと欄干がないというだけで 何だかすごく不安な感じでした。一本橋が苦手だった私はバイクで通るのは断念しました。 四万十川沿いをゆっくり堪能した後は愛媛の瀬戸内海沿いの夕やけこやけラインを北上し 伊予・松山を通り抜け、2日目の宿となる今治城のそばにあるホテルポートサイド今治へ。 今治での夕食は焼き鳥屋さんで一杯。たまたまカウンターの隣にいた方と話し込み、つい つい飲み過ぎてしまいました。その方は私よりも年配の方で、東京からフェリーで自転車 を持って来て四国を回っているとの事でした。こういった出会いもソロツーリング(一人旅) の面白さであり、一期一会の楽しみですね、と言うとちょっと大げさでしょうか。 3日目。最終日の昼食は本場四国の讃岐うどんを食べて帰ろうと高松へ向かい、どうせなら 有名な店で食べようと山越うどんを目指し、11時には着くようにとバイクを走らせました。 その店は国道から3Km余り入ったところにあるのですが、国道を曲がり1Kmくらいまで 来たところで何故か渋滞。道端には”本日終了しました”と看板を持ったおじさんが立って いましたが、店名などは書かれていません。いやな予感はしたのですが、とりあえず店まで 行ってみようと店の前まで来てビックリ仰天。行列の最後がかすんで見えないくらいの人。 その日の晩、家でテレビのニュースを見ていたらその行列の様子が写されていて最長で 500m以上の行列だったとの事。讃岐うどんブーム・GW・有名店、ちょっと甘く見ていました。 止む無くあきらめ、帰りに津田の松原サービスエリアで食べて帰ろうと思いきや、ここでも 100人近くの行列。お土産用の讃岐うどんを買って家で食べることにしました。 初日の四国内の高速道路はまったく渋滞は無かったのですが、3日目の帰りの高松道は かなりの渋滞でした。高松・鳴門間は片側1車線の区間が多いせいでしょうか。しかし帰り 道の渋滞はこの辺りだけだったので、1日目に比べれば随分と楽でした。 高松道の渋滞を抜け、初めて通った大鳴門橋から下を見たときはちょっと感動ものでした。 鳴門の渦がはっきりと見えました。その周りの観光船までよ〜く見えたのですが、観光船が 渦に巻き込まれたらどうなるのだろう、なんて余計なこと思いながら四国を後にしました。 |